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愛される美術館を目指して-横浜美術館(2)

横浜美術館のコレクション
1982年から40年たらずをかけて蒐集したコレクションの数は約12,000点。
作品は、ダリ、マルグリット、セザンヌ、ピカソなどの作家から幕末明治以降の横浜にゆかりの深い作家の作品、19世紀後半から現代にかけての国内外の美術作品に及びます。
また、横浜が日本における写真勃興の拠点のひとつとなったことから写真のコレクションも充実しています。コレクションの3分の1を占め、横浜美術館の特徴の一つでもあります。
2019年に30周年を迎える横浜美術館では、記念事業としてコレクションを横浜美術館の全館を使って紹介する展覧会などを準備中だそうです。
これらのコレクションがどのような切口で展示されるのか、期待が高まりますね。

横浜美術館はパビリオンだった?
ここで横浜美術館のトリビアをご披露いただきました。
「横浜美術館は、横浜博覧会のパビリオンだったんです。」

横浜博覧会(YES‘89)は、みなとみらい21地区が開発される前の1989年、市政100周年、開港130周年を記念して開催された地方博覧会で、約1300万人が訪れました。「宇宙とこどもたち」をテーマに、実に34ものパビリオンが出展されたのですが、そのひとつが横浜美術館だったそうです。


会場全体図 (『横浜博覧会公式記録』(P9~P10)より転載)

「戦後に建設された地方美術館で、パビリオンとなったのはおそらく横浜美術館だけです。会期中には2つの企画展を開催しました。パビリオンですから、コンパニオンだけでなく一般職員にも制服があったんですよ。」とのこと。


横浜美術館 コンパニオン制服 (『横浜博覧会公式記録』P.106より転載)

横浜博覧会当時、横浜美術館はこのエリアで一番背の高い建物でした。美術館の中央部8階にある展望フロアからは、博覧会会場が一望でき、その先には海を見ることができました。開発が進んだ現在、同じフロアからは高層ビルが立ち並び、当時とはまったく違った風景が広がっています。

「見せること」と「守ること」
ところで、美術館にとって、企画展などを開催して作品を見てもらうことは重要な活動です。それとともに、作品を守ることも重要な活動であり、膨大なコレクションを保存、修復、管理して、未来へつないでいかなければなりません。見せることと守ることの相反する機能の中で、美術館で働くスタッフの方々のご苦労は計り知れません。

このような活動を支えるために、横浜美術館には、「コレクション・フレンズ」という支援のためのプログラムがあることをご存知ですか。
このプログラムには、個人で参加できます(1口10,000円)。参加者には横浜美術館のコレクションにより親しんでいただくための特典が用意されています。ギャラリートークやレクチャー&交流会など、コレクション・フレンズのための特別なプログラムです。
また、展覧会をより積極的に楽しみたい個人や法人を対象に、横浜美術館協力会が運営するメンバーシッププログラムがあります。特典として、年間フリーパスが利用できます。

2019年に30周年を迎えた後、横浜美術館は大規模改修が予定されています。リニューアル後はより魅力的になる美術館を、「見る」、「創る」、「学ぶ」、に加えて「支援する」というさまざまなアクセス方法で楽しんでください。

愛される美術館を目指して(1)へ

横浜美術館

横浜美術館は近・現代美術の鑑賞と市民の創造活動に寄与し、豊かな市民文化の形成に役立つことを目標に、1989年に開館しました。
国際的な港町、横浜にふさわしい美術館として、1859年の横浜開港以降の美術に焦点をあて、作品の収集に努め、展覧会を開催しています。中でも写真は、日本における写真興隆期における一大拠点のひとつ、横浜ならではの優れたコレクションを形成しています。(撮影:笠木 靖之)

  • ショップ・スポット名
    横浜美術館
  • 住所
    神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1

    横浜美術館
  • 電話
    045-221-0300
  • 営業時間
    10:00〜18:00(入館は17:30まで) 木曜および年末年始は閉館

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