横浜みなとみらい21

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砂の上に消えず遺された、その足跡をたどって

人々が集い楽しむ湘南の海岸。歴史深い鎌倉の街の一辺を縁取る浜辺。開国以来の世界への玄関口、横浜港。神奈川県の海辺にあるそんな風景のうしろには、潮風と海がつくった砂の土地が埋もれています。

氷河時代に終わりをもたらした気候の温暖化は、地球を覆っていた氷床や氷河を解かし、これに伴って海面は高く押し上げられ、海岸線は徐々に陸地の奥へと進んでいきました。日本列島では、縄文時代早期末から前期(今からおよそ7000年前)にかけての時期に、海面が最も高い状態が続いていたと考えられています。これにより海岸線の変動が急速に緩まったことで、河川が内陸部から運んできた土砂が沿岸部に安定的に堆積するようになり、そこに【あらたな土地】が現れはじめました。縄文時代中期に海岸線が後退に転じてからは、【あらたな土地】はそれまでの海の底にあった場所にも次第に広がっていきました。

本展示で取り上げる「砂丘」や「砂嘴」に残された遺跡は、この【あらたな土地】に立った人々の足跡です。人々はそこでどんな営みを繰り広げてきたのでしょうか。砂の上に消えず遺された、その足跡をたどってみます。

 

 

平成30年度かながわの遺跡展
潮風と砂の考古学
[日時]2019年1月19日(土)〜2月17日(日)9:30〜17:00(入館は16:30まで)
[会場]神奈川県立歴史博物館
[料金]一般¥300円、20歳未満・学生¥200、65歳以上¥100、高校生¥100、中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料
※神奈川県立博物館等の有料観覧券の半券提示による割引制度あり。
[主催]神奈川県教育委員会、平塚市博物館、神奈川県立歴史博物館
[TEL]045-252-8661(神奈川県埋蔵文化財センター)
*12月1日(土)から2019年1月6日(日)までは平塚市博物館で開催。詳細はこちらをご確認ください。

神奈川県立歴史博物館

横浜市中区の馬車道と本町通りとの交差点に近い辺り、南仲通りと弁天通りとの間の一角に神奈川県立歴史博物館がある。旧横浜正金銀行の建物を利用したこの博物館はその堂々とした外観を見るだけでも興味深いが、博物館としての展示もかなりの充実度で、歴史に興味のある人にとっては見逃せないものだと言って良い。

  • ショップ・スポット名
    神奈川県立歴史博物館
  • 住所
    神奈川県横浜市中区南仲通5-60
  • 電話
    045-201-0926
  • 営業時間
    9時30分~17時00分

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