Art&Culture
2019.08.20

時宗の歴史と信仰に触れ、生み出された美術作品の数々を展覧

 

(TOP画像/右)真教上人坐像(東京・法蓮寺)

 

神奈川県藤沢市に総本山・清浄光寺(遊行寺)を置く時宗は、「南無阿弥陀仏」の念仏を勧めて諸国を遊行した鎌倉時代の僧、一遍によって開かれました。宗祖一遍その人は「我化導は一期ばかりぞ」とそもそも教団を形作る姿勢や意志はなかったと言い、一遍亡き後、「時衆」と呼ばれた僧尼をまとめ教団として確立したのが二祖他阿弥陀仏真教でした。一遍の旅に随行し一遍歿後も諸国を遊行した後、真教は相州当麻山無量光寺に拠点を定め、教団の強化と後身の育成に努めました。

2019年は、真教が文保3(1319)年に無量光寺に歿して700年の御遠忌にあたります。これを期して、全国に400か寺を数える時宗寺院に伝来する遺宝の中から真教や東国にゆかりの名品を一堂に会して二祖真教の事蹟と時宗の文化財を紹介します。

本展は、遊行寺宝物館を第1会場、神奈川県立歴史博物館を第2会場として会期を重ねて開催します。総本山・清浄光寺、無量光寺のほか、真教の寿像を伝える蓮台寺など名刹も多い神奈川の地で、時宗の歴史と信仰に触れ、生み出された美術作品の数々をご堪能ください。

 


菩薩立像(無量光寺)

 

 

特別展「時宗二祖上人七百年御遠忌記念 真教と時衆」(第2会場)
[日時]10月5日(土)〜11月10日(日)9:30〜17:00(入館は16:30まで)
[会場]神奈川県立歴史博物館(第2会場)
※本特別展は遊行寺宝物館(第1会場)でも開催されています。
※第1会場の遊行寺宝物館の会期は2019年9月7日(土)~11月10日(日)。
※遊行寺宝物館(第1会場)の詳細は、「遊行寺宝物館ウェブサイト」をご覧ください。
[休館日]月曜日 ※但し、10月14日、11月4日は開館。
[料金]一般¥900、20歳未満・学生¥600、65歳以上¥200、高校生¥100
※中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料。
※神奈川県立博物館等の有料観覧券の半券提示による割引制度あり。
※今回の特別展では、遊行寺宝物館(第1会場)の特別展「真教と時衆」観覧券半券のご提示があった場合にも団体割引料金が適用されます(半券1枚につき、お一人様1回のみ有効)。
[主催]時宗、時宗総本山 清浄光寺(遊行寺)、神奈川県立歴史博物館
[TEL]045-201-0926(神奈川県立歴史博物館 企画普及課)

 

 

SPOT INFO

神奈川県立歴史博物館

横浜市中区の馬車道と本町通りとの交差点に近い辺り、南仲通りと弁天通りとの間の一角に神奈川県立歴史博物館がある。旧横浜正金銀行の建物を利用したこの博物館はその堂々とした外観を見るだけでも興味深いが、博物館としての展示もかなりの充実度で、歴史に興味のある人にとっては見逃せないものだと言って良い。

  • ショップ・スポット名
    神奈川県立歴史博物館
  • 住所
    神奈川県横浜市中区南仲通5-60
  • 電話
    045-201-0926
  • 営業時間
    9時30分~17時00分
  • URL