Gourmet
2019.09.20

『 秋のごちそう・鮭』 ~ ヘルシンキのサーモンカナッペ ~

ものがたりのあるレシピ。  9月

 

ほど世界で愛されている魚はない…と旅をするたびしばしば思います。コッツウォルズの友人宅で「料理して!」と頼まれたスコットランドサーモン。お口に合うかな…と思いつつ和風のマリネにすると集まった英国人ゲストがペロッと平らげてくださり、食材としての人気ぶりがうかがえました。北欧のサーモンスープにフィラデルフィアロール、移民の街バンクーバーでは握りずし。世界で愛される食材「」が、間もなく日本でも旬を迎えます。ヘルシンキで出会った、具だくさんのカナッペでお楽しみください。

 

『 ヘルシンキのサーモンカナッペ 』

2個分 調理時間10分

 

 

1.ボールに、刺身用サーモン(一口大)150g・ディル紫玉ねぎのみじん切り 各大さじ1・レモン汁マスタード 各小さじ1/2・蜂蜜 小さじ1・ピンクペッパー ホールで少々・胡椒 適量 をボールに入れて混ぜ合わせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

2.カリッと焼いたお好みのパンの上にたっぷり盛り付ける。プティトマトを飾る。

 

 

 

 

 

 

 

9月のコラムは “ ヘルシンキのマーケット ” のものがたり

 

フィンランドに旅立つ前、正直、食に関してはあまり期待せず旅の準備を始めていました。フランスやイタリアのように、『美食の国』と特別にうたわれているわけじゃないし、これといった郷土料理も聞いたことないし…。この考えは旅行初日から覆されるのでした。

到着したその足で向かった、ヘルシンキのクリスマスマーケット。娘にねだられ、なんだよくわからないまま買うことになった小さなパイ。手に取るとずしっと重く、聞くと中身はサーモンとのこと。とりあえず一ついただいたそのパイを食べたのは翌日の朝のことでした。借りたアパートの電子レンジで温めて一口食べると、サーモンはしっとり味が濃くて美味しい! あ~こんなに美味しいなら娘と一つずつ買えばよかった…。

 

その後も、サーモンスープにサーモンのソテー、燻製やマリネとフィンランドはサーモン大国! 中でも気に入ったのが、街はずれのマーケットで食べたサーモンのカナッペ。これでもかというほどのたっぷりのサーモンがもりつけられ、シンプルに味付られたサーモンの美味しさが楽しめる一皿です。一つ食べたらもう他のものは食べられない北欧サイズでしたので、このたびのレシピは小ぶりにサイズダウンしてみました。北海道や東北の鮭が美味しいシーズンですから、是非そちらで作ってみてください。