Art&Culture
2019.10.18

写真や民族衣装などからたどる、サウジアラビア女性の生活世界の変遷

 

(TOP画像)
スマーダと呼ばれる布をかぶった女性 撮影:片倉もとこ、KM_5578 ©国立民族学博物館

 

私たちは顔までベールで覆い隠すイスラーム教の女性に「不自由な生活を送っている」というイメージを抱きがちですが、ベールによって女性が「みられる私」から主体的に「みる私」へ変身するととらえ、それを「匿名の解放感」と表現した日本人女性研究者がいます。文化人類学者の片倉もとこです。

1960年代末、彼女は、サウジアラビア西部のオアシスの村で長期調査を行いました。
それから半世紀後、関係者による同地での追跡調査が進められました。

本展では、その最新の調査結果を交えながら、片倉が現地で撮影した貴重な写真 、色鮮やかなマスクや民族衣装、様々な生活道具116点を通して、サウジアラビア女性の生活世界の変遷をたどります。

来年のオリンピックイヤーを迎えるにあたり、本展が市民のイスラーム社会と 文化に対する理解の促進につながれば幸いです。

 

 

企画展
『サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年

―「みられる私」より「みる私」』
[会期]開催中~12月22日(日)9:30~17:00
※10月25日(金)、11月3日(日)は19時まで開館延長。券売は閉館30分前まで。
[会場]
横浜ユーラシア文化館 3階企画展示室、2階常設展示室一部、1階ギャラリー
[休館日]毎週月曜日(ただし、10月14日・11月4日は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)
[観覧料]一般 ¥300、小・中学生¥150
※企画展観覧券で2階常設展示室、4階横浜都市発展記念館もご覧いただけます。
※横浜市の「濱ともカード」「敬老特別乗車証」「障害者手帳(療育手帳)」などをお持ちの方は無料です。
※毎週土曜日は小学生・中学生・高校生は無料です。
[主催]横浜ユーラシア文化館
[共催]片倉もとこ記念沙漠文化財団、国立民族学博物館、横浜市教育委員会
[問合せ]045-663-2424(横浜ユーラシア文化館)

【企画展関連展示】

■パネル展示「イスラーム&サウジアラビア&横浜を知ろう!」
[会場] 1Fギャラリー(入場無料)

〈ギャラリートーク〉
[日時]11月9日(土)14:00~(30分程度)
アナス・ムハンマド・メレー(ムスリム世界連盟日本支部代表)

[協力]ムスリム世界連盟 (Muslim World League)

■特別公開「江上コレクションの西アジア服飾品」

[会場]  2F常設展示室一部

 

SPOT INFO

横浜ユーラシア文化館

2003年3月に開館。東洋学者、江上波夫氏が横浜市に寄贈した考古・歴史・美術・民族資料約2,500点、文献資料25,000点を収蔵するミュージアムです。ユーラシア各地の文化を、「砂漠と草原」「色と形」「技」「装う」「伝える」「交流」のコーナーに分けて展示。
【入館料】一般¥200、小・中学生¥100
※特別展・企画展開催中は料金が変更になる場合があります。

  • ショップ・スポット名
    横浜ユーラシア文化館
  • 住所
    神奈川県横浜市中区日本大通12
  • 電話
    045-663-2424
  • 営業時間
    9:30〜17:00(発券は16:30まで) ※2015年4月1日〜2016年3月31日まで、平日水曜日は19:00まで開館時間を延長(発券は18:30まで)。 【休館日】月曜日(月曜日が祝日の場合は次の平日)、年末年始(12月28日〜1月3日)ほか。