Art&Culture
2019.11.22

鍛金(たんきん)作家として活躍する糸賀英恵の作品世界を紹介

 

(TOP画像)糸賀英恵《沈丁花》2011年 138.0×56.0×74cm

 

このたび平塚市美術館では「糸賀英恵展-うつろいのかたち」を開催いたします。

糸賀英恵(いとがはなえ、1978-)は横浜に生まれ、現在相模原で制作する女性作家です。多摩美術大学、および同大学院をへて、行動展に出品し個展やグループ展で活躍しています。

糸賀の制作テーマは「うつろう生命に潜む美を探る」ことで、銅板を鍛金の技法で加工しながら、季節や時間のうつろいの中に潜む生命の美を表現しています。

糸賀が用いる「銅」は、太古から神器として、また暮らしに近しい道具として日本古来から人々の営みを映してきた普遍的な素材といえます。一方、糸賀による柔らかく優しいラインは銅の硬く重いイメージに反して空間の広がりや彫刻的な量感と動きを表しています。

ロビー展の舞台となるテーマホールは外光がふりそそぎ、時とともに様相が変化する大空間です。

うつろう陽光のなかで立ちあらわれる糸賀英恵の作品世界をご堪能ください。

 

糸賀英恵《月に磨く》2012年_66.0×160.0×103.0cm

 

糸賀英恵《相思華》2013年_148.0×104.0×94.0cm

 

糸賀英恵《さしこみとひらき》2015年_112.0×87.0×110.0cm

 

【ロビー展】
糸賀英恵展-うつろいのかたち
[会期]12月14日(土)~2020年4月5日(日)9:30 ~ 17:00
[会場]平塚市美術館
[休館日]月曜日(ただし1月13日(月・祝)、2月24日(月・振休)は開館)、1月14日(火)、2月25日(火)、年末年始(12月29日~1月3日)
[料金]観覧無料
[主催]平塚市美術館
[問い合わせ]0463-35-2111(平塚市美術館)

 

【関連事業】

[作家によるギャラリートーク]
〈日時〉12 月14 日(土) 14:00 ~ 14:40 *申込不要
〈場所〉平塚市美術館 テーマホール
〈講師〉糸賀英恵(鍛金作家) 〈司会〉 勝山滋(当館学芸員)

[ワークショップ「錫(すず)でバングルを作ろう」]
〈日時〉2020年3月7日(土) 10:00~11:00、13:00~14:00
*事前申込制、詳細は追って掲載します。
〈場所〉平塚市美術館 アトリエB
〈講師〉糸賀英恵(鍛金作家)

 

SPOT INFO

平塚市美術館

平塚は太平洋に面した相模湾沿岸の中央、首都東京の西南50kmに位置し、江戸時代には東海道の宿場町のひとつとしてさかえました。現在、市の総面積は67.88平方キロメートル、現在の人口は約26万人、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、各産業が均衡をたもつ中核都市として、またリゾート地としても親しまれています。

平塚を含む"湘南"と呼ばれる地域には、明治時代(19世紀末)から多くの芸術家が居住し、芸術運動を展開してきました。たとえば日本の近代美術や文学に大きな影響を与えた雑誌『白樺』は鎌倉において、また油彩画の新しいスタイルを追求した岸田劉生の草土社は鵠沼において、それぞれ活動が展開されました。その後現在に至るまで多くの作家が活躍しています。

平塚市に美術館建設が発起されたのは戦後まもなくでした。中心となったのは空襲からの復興のなか、展覧会を自主的に開いていた地域の作家たちでした。1960年代初めには、彼らによる市への一作家一作品寄贈運動が始まり、学校、公民館や図書館の建設に続いて、1976年に平塚市博物館が開館すると、そこに美術部門が設置されました。その後、生涯学習と美術館建設の全国的な動きと同じく、平塚でも1984年に美術館建設研究委員会が発足して、開館へ向けての具体的な動きが始まり、1986年に平塚市美術館基本構想を、1986年に平塚市美術館建設基本計画を策定、その後建設工事と事業準備を開始し、1991年3月開館を迎えました。

開館以来、湘南地域の中央に位置する美術館として、メインテーマを<湘南の美術・光>とし、よい環境で国内外の優れた美術を人々の鑑賞に供する事で文化に対する市民の理解を深め、創造や学びの意欲を刺激することを大きな目的として各種事業を実施してきました。

今後も湘南地域の文化の成熟の一翼を担い、多くの方々に親しんでいただくため、美術館活動の充実に努めてまいります。

  • ショップ・スポット名
    平塚市美術館
  • 住所
    神奈川県平塚市西八幡1-3-3
  • 電話
    0463-35-2111
  • 営業時間
    【開館時間】9:30〜17:00(但し、入場は16:30まで) 【休館日】月曜日(月曜日が休日の場合は開館し翌日休館)、年末年始(12月29日~1月3日) ※ 開館日でも、展示替により展示室閉室の場合がございます。市民アートギャラリー、図書コーナー、情報コーナーはご利用いただけます。
  • 駐車場
    有(有料) 【利用時間】8:00〜22:00 ※休館日も駐車場のみの利用可能です。【収容台数】67台(車いす使用者等のスペース2台)※満車となる場合がありますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。
  • 平均利用額
    【観覧料】〈特集展〉一般¥200、高校・大学生¥100(企画展は展覧会ごとに異なります。) ※ 20名以上の団体は特集展は3割引、企画展は2割引。※ 企画展観覧券で、企画展観覧当日に限り、特集展を観覧できます。※ 企画展期間中、特集展のみ観覧希望の方は受付にお申し出ください。 〈次の方は無料です〉○ 中学生以下、毎週土曜日の高校生。○ 65歳以上で、平塚市民の方。(65歳以上で市外在住の方は団体割引)○ 各種障がい者手帳の交付を受けた方と付添1名。※ 受付で必ず年齢や住所が確認できる証明書や障がい者手帳等をご提示下さい。ご提示がない場合は、一般観覧料をお支払いいただくことになります。○ 神奈川県内の高校生およびこれに準ずる方で、引率者が教育課程として観覧する場合。  ○ 平塚市内の公民館主催事業による観覧。
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