Art&Culture
2019.12.14

「冬」と「春」の風景をテーマに、ポーラ美術館のコレクションを展覧

 

(TOP画像)ピエール・ボナール《地中海の庭》1917-1918年 ポーラ美術館蔵

 

古来より、多くの芸術家たちは、季節の変化のなかで自然がみせるさまざまな表情を作品に残してきました。四季の変化に恵まれた日本では、雪月風花(四季折々の美しい自然の風景)は、芸術における重要なテーマでもあります。なかでも、もっとも変化の大きい冬から春への移り変わりは、さまざまな意味合いを込めて描かれてきました。樹々の葉が落ち、枝と幹ばかりの寒風吹きすさぶ風景やしんしんと雪が降り積もる風景。とくに雪は風景の細部を包み隠し、形を単純化させ、世界を一変させます。雪景色は、日本では古くは中世の絵巻に描かれている伝統的な主題ですが、西洋の美術において多く登場するのは近代以降のことです。

対して、目にもあざやかな若葉が芽吹き、色とりどりの花を咲かせるあたたかな春の風景。日本では、古来より春の訪れを寿(ことほ)ぐ梅、桃、杏、桜の花などが吉祥主題として数多く描かれました。西洋絵画では、花のほかにオレンジ、レモンなど柑橘類の収穫風景が、春の風物詩として登場します。

本展示では、ポーラ美術館の西洋絵画、日本の洋画、日本画、ガラス工芸のコレクションから、「冬」と「春」の風景をテーマとした作品を精選し、それぞれにみられる季節の表現の特徴や多様性についてご紹介します。

 

特集展示
春を待つーモネ、ガレ、ボナールと日本の絵画
[日時]12月15日(日)~2020年4月5日(日)9:00〜17:00(最終入館は16:30)
※会期中無休。
[会場]ポーラ美術館 展示室2
[料金]大人¥1,800、シニア割引(65歳以上)¥1,600、大学・高校生¥1,300、中学生以下無料
[主催]公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
[問合せ]0460-84-2111

 

 

SPOT INFO

ポーラ美術館

ポーラ美術館は「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに、2002年に神奈川県箱根町に開館いたしました。ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など総数1万点にのぼります。箱根の自然と景観に配慮した建物は、高さを地上8mにおさえ、建物の多くを地下に置き、森に溶け込むような形にしています。また、富士箱根伊豆国立公園内という豊かな自然をより楽しんでいただくため、2013年7月に遊歩道をグランドオープンしました。ブナ・ヒメシャラが群生する森で、美術作品とあわせて自然散策もお楽しみ頂けます。

 

モネ、ルノワールなど印象派を中心とした西洋絵画のコレクションは日本最大級。箱根という観光地にありながら、本格的な美術作品をゆったりと鑑賞していただけます。こだわりのひとつとして、展示室の照明は、印象派の作品が美しく鑑賞できるよう「7月のパリの夕暮れ」に設定しています。ほかにも、毎回の企画展テーマにあわせてオリジナルグッズやレストランのコースメニューを刷新するなど、展覧会や季節ごとに訪れても飽きずに楽しんでいただけます。光あふれる建築空間で、豊富なコレクションや、現代で第一線で活躍するアーティストの作品にふれるひとときをお過ごしください。

  • ショップ・スポット名
    ポーラ美術館
  • 住所
    神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
  • 電話
    0460-84-2111
  • 営業時間
    【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)、年中無休(展示替えのため臨時休業あり)
  • クレジットカード
    可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners、銀聯)
  • 駐車場
  • 平均利用額
    【入館料】大人¥1,800、大・高生¥1,300、中学生以下:無料 ※利用料など詳細は公式HPよりご確認ください。
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