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1枚の紙から立ち上がる優美な世界は、光を受けてまた印象を異にする

今号の表紙はいかがでしたか?

いよいよ今年もあと1ヵ月とちょっと。

クリスマスムードに向けて街が輝き出し始めるシーズンの到来です。今回のmirea67号の表紙は、紙工家の名手宏之さんとコラボして、大人な印象漂うクリスマスの表紙が完成しました。

ツリーに見立てた白い枝にぶら下がる星型のオーナメントや、森のようにそびえるツリーが全て、名手さんの作品。

ライトを当てた陰影もまた独特で美しく、クリスマスナイトにそっと光を受けて輝く紙のクリスマスモチーフは、いつもとは違った幻想的な世界観を作り出してくれますよ。

このモチーフを作った名手宏之さんをご紹介します。
紙工家として活動する名手宏之さんは、大磯にあるギャラリー「つきやま」を拠点にアーティスト活動をされています。

紙に切り込みを入れていって作り上げる立体造形。
よくあるポップアップカードは90度。「これを180度で魅せたら面白いかも…」と、ふとした発想から名手さんのアーティスト活動はスタートしたそうです。

飛び出す絵本のようなパーツの貼り合わせではなく、ひとつながりなのも大きな特徴です。

その独自の構造を使った作品は、手の平サイズのカードから背丈よりも大きな和紙作品までさまざま。

「和紙で作る面白味は、その立体を眺めて楽しむだけでなく、光に照らされた時に思いがけない陰影が出て、自分の想像を超えた作品になること」だそう。

陰影も含めて1つの作品。

また、「頭の中で思い描いた立体が目の前で起き上がる瞬間が一番ワクワクする」とも。

名手さんは、もともとは高分子化学を研究する研究員として働いていた方。頭のなかで様々な分子の組み合わせを想像しながら研究していた時と、今、頭の中で立体をイメージして平面に起こす作業は、目に見える形あるものかないものかの違いなだけで、相通じる部分があるそう。

名手さんのブランド180°(イチハチマル)のコンセプトは、“心が留まる気付き”
見てくれる人の心に、「これどうなっているの?」「わっキレイ!」と小さなギモンや驚きが生まれたら嬉しいと名手さん。

影までも楽しめる名手さんの作品は、活動拠点である大磯のギャラリー「つきやま」の他に展示会などで出会うことができます。

最後に、ギャラリー「つきやま」で名手さんと西村さんとで記念写真を。
西村さんは名手さんが「すごい才能の持ち主です!」とその作品の素晴らしさを褒めるアーティスト仲間。イラストレーターとして、“ことばあそび”を盛り込んだ絵本や作品を作られています。

アーティストが30人ぐらい在籍するギャラリー「つきやま」は奥にカフェもあったりして、ワクワクする空間なので、ぜひ気軽に遊びに行ってみてくださいね。

名手宏之 web site:http://nate-hiroyuki.jp/
180° (イチハチマル):https://www.paper180.jp/

ギャラリー「つきやま」

ギャラリー「つきやま」は、大磯市の参加作家の常設店として立ち上がった場所。現在は、約30人のアーティストが在籍し、さまざまな作品が1Fに展示・販売されている。古民家を改装したというギャラリーは、当時の面影も感じられる場所。茶室の機能を兼ね備えた離れの「GALLERY お風呂場」や、日々の暮らしをちょっとだけ楽しくする「暮らしの教室」の OISO1668分室、昔ながらの活版印刷(かっぱんいんさつ)「大磯活版発信室」など楽しい見所もたくさん。デザイン事務所としても使用され、多くの機能を持った「モノづくり」にたけた場所として、大磯に新しい風を吹き込んでいます。

  • ショップ・スポット名
    ギャラリー「つきやま」
  • 住所
    神奈川県中郡大磯町大磯1156
  • 電話
    info.tsukiyama@gmail.com(お問い合わせ)
  • 営業時間
    11:00~17:00 月定休
  • 駐車場

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