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美しいグラスにキーンと冷えたマティーニ。大人の隠れ家で、ひと息

オンナヒトリ
Bar
で美しい
一杯を

 

横浜のバーへ繰り出し美しい一杯との出会いを綴る、オンナお一人様で行くバー連載♡ 今回は、夜になると本物のガス燈に火が灯り、横浜の歴史文化が漂う馬車道沿いにある「PILGRIM 19th CLUB」へ。

 

会議続きで澱のように溜まった疲れを拭うため、仕事帰りにふらっとバーに立ち寄る…そんな粋なバーの使い方に憧れて始まった当連載。憧れを現実にすべく、編集部から近い「PILGRIM 19th CLUB(ピルグリム ナインティーンス クラブ)」へ足を運びました。電車を利用する場合は、みなとみらい線「馬車道駅」の出口から徒歩1分!

 

目的のお店があるのは、馬車道にどーんと建つ「神奈川県立歴史博物館」のお隣のビル。このビルは川崎銀行横浜支店として建設されたもので、1989年に改築されるも一部(低層部分)は当時のままに残されています。横浜市認定歴史的建造物です。


目指すは、地下1階。

 


ビルの1階エントランスは公共スペースとなっていて、こちらが「PILGRIM 19th CLUB」へ続く専用の入り口です。

 


重厚な趣きのビルの、さらに地下に潜むバー。う〜む、ここに来て一気に敷居が高く感じる。お酒が驚くほど高かったらどうしよう?…という小心者の不安を察知してくれているかのように、入り口にはだいたいのお酒の料金がわかるメニューボードも置かれています。(この時点で、粋なバー利用者じゃないですね…涙)

 

階段を降りると、

ゴルフの写真などが飾られています。そして、下を見ると、とても落ち着きがあり、紳士的なブラックウォッチと呼ばれるタータンチェックの絨毯。

 

階段を降りた先にある木製のドアを開くと…そこには大人の社交場が待っていました。


天井の高い広々とした空間に10席のカウンター。

 

カウンターの反対側のスペースにはアンティークのソファやテーブルが置かれ、やわらかな間接照明に照らされています。


店内の床にもブラックウォッチの絨毯が敷かれています。

 

階段以外に、店内に直接通じるエレベーターも。

 

さて、カウンターに座り、当連載の目的である“美しい一杯”をいただくことに。バーテンダー暦49年という、大ベテランの幅さんがおすすめのカクテルを作ってくださいました。


幅さんが本日の一杯に選んでくださったのは、こちら。通常ミキシングして注ぐだけのものを、2週間ほど冷凍庫で寝かせてから作るというオリジナルカクテル「19th マティーニ」です。「寝かせることで、ジン特有の苦味がなくなり、飲みやすくなるんです。お仕事を終えて一日のリセットにいらっしゃるお客様に、すっきりと“冷たいマティーニ”を召し上がっていただきたいという思いもあって。マティーニにはオリーブを入れるのが通例ですが、当店はでオリーブの油がカクテルの味わいを壊さないよう、一度洗いベルモットにつけたオリーブを使用しております」と幅さん。丁寧に時間と真心をかけて作られたマティーニは、キーンと冷えてキリッとしていながら、強くて重くておいしい〜!

 

お酒をいただきながら、これまでに印象に残っているお客様のことなど、幅さんにお聞きしてみました。「ソファで静かに本を読みながら、ゆったりお酒を楽しんでいらっしゃる方を見て素敵だなと思いましたね。最近はずっと携帯電話を見ていらっしゃるお客様も多いので、特に印象に残っているんです」。せっかく日常生活から解き放たれた素敵な空間にいるのだから、バーテンダーさんとの会話を楽しんだり、お店の雰囲気を味わったりしなきゃもったいないですよ〜。携帯電話はほどほどに。「女性お一人のお客様も増えましたが、どんな風にオーダーしたらよいか不安な場合は、遠慮なさらず私どもバーテンダーに相談していただけたら。形式ばらなくていいんです。気軽に『こんな感じのものを』と話しかけていただくだけで。あとはこちらにお任せください。ドリンクの相談でもなんでもよいので、せっかくバーにいらっしゃったのですから、バーテンダーやスタッフとの会話も楽しんでいただけたらうれしいですね」。

 

そんなお話をお聞きしながら、ふとカウンターの椅子の座り心地のよさに気づく。なんとはなしに隣の椅子を触っていると…「こちらのカウンター席の椅子は、オーナーの『とにかくお客様がリラックスできる“COMFORTABLE”な椅子を! 』という思いから、11回も作り直させて11回目でようやくオーナーからOKが出た椅子なんです。

座面と背もたれの角度に徹底的にこだわり、寄りかかって飲んでもカウンターに手が届くよう計算されています」。

 

せっかくの“冷たいマティーニ”がぬるくならないうちにしっかり飲み干し、もう一杯いただくことに。

こちらも幅さんおすすめ、「ヨコハマボリュームII」という名が付けられた乳白色のカクテルです。牛乳が入ったウォッカーベースにスロージンを落としたカクテルは、「横浜港で海上移動として利用されているシーバスに乗って、夕方山下公園に着く頃、夕景で少しもやっとした景色をイメージして生まれた」一杯だそう。とってもロマンティック♡

 

2杯目をいただきながら、今度は幅さんに「なるべく避けたいバーでのふるまい」についてもお聞きしてみました。バーを利用する上で、知っておきたいこと、気をつけておくべきことは?…まずは、「バーテンダーを独占しないこと」。お客様は自分だけではないので、どんなにおしゃべりが楽しくても、長時間独占してはほかのお客様にも迷惑がかかってしまいます。続いては、「大きな声を出さないこと」。当たり前…とわかっていても、かなり酔ってしまうと自然と声が大きくなっていること、ありますよね? フラフラになるまで酔って、大声で喋って…では、素敵な空間が台無しです! 基本中の基本のこととはいえ、改めて心にメモしておきます! ありがとうございました!

 

こちらのバーでは、インテリアもオーナーさんのこだわりで海外のアンティークが集められていて、大人の社交場にふさわしい落ち着いた空間をつくっています。

 

ゴルフの18番ホールが終わった後に「今日の反省会をしよう」と紳士たちがお茶やお酒を飲みながら集まるイベントのことを「19番ホール」と呼ぶそうで、そこから名付けられたという「PILGRIM 19th CLUB」。アンティークのゴルフアイテムなどもインテリアとして飾られています。そういえば、冒頭でご紹介した階段の壁にもゴルフの写真が飾られていましたね。

 

今回も色いろなお話を伺って、おいしいお酒もいただいて、ほろ酔いでいい気分♡ 外へ出たら、馬車道にもすっかり夜が訪れていました。

 

ゴルフのホールアウト後に訪れるように、仕事終わりにふらっと近くのバー「PILGRIM 19th CLUB」へ。次に立ち寄らせていただく際は、そんな憧れのスタイルでブラックウォッチの階段を降りてみたいと思います。おいしいお酒と楽しいお話をありがとうございました! & ご馳走さまでした!!

PILGRIM 19th CLUB

あたたかさを感じるバーテンダーのサービスと、凛とした空気感の中で楽しむ一杯のカクテル。やわらかな灯りに照らされる店内に一歩足を踏み入れると、そこから始まる自分だけの贅沢な時間。人が出会い語る、そこは大人の隠れ家、PILGRIM 19th CLUB。

  • ショップ・スポット名
    PILGRIM 19th CLUB
  • 住所
    横浜市中区弁天通5-70 B1F
  • 電話
    045-201-7351
  • 営業時間
    【月〜金】17:00〜25:00(L.O.24:30)、【土】17:00〜24:00(L.O.23:30)、【定休日】日曜日・祝日
  • クレジットカード
    可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
  • 駐車場
  • 喫煙
    可(但し、分煙)
  • 予約
    可(金曜日は除く)
  • 平均利用額
    ¥1,000〜¥1,999
  • 総座数
    42席
  • 席種
    カウンター席、テーブル席
  • ドリンク
    ウイスキー、カクテル、ビール、ワイン、ブランデー、テキーラ、シャンパン、ソフトドリンク、ほか
  • 貸切
    可(但し、要相談)

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