天然酵母の香りがふんわり広がる、生活に寄り添う日々のパン
ショッピングモールのような存在「Walk大町」にある、パン屋さん『mbs46.7』。
このコバルトブルーの看板が目印です。
お店は、小窓をガラガラとあけて店主の方が対応してくださる、昔のたばこ屋スタイル。
なんだかとても新鮮です。
店先のショーケースには、噛みしめるほどに味わい深いハード系から、彩り美しいオープンサンドなどいろいろ。
おおよそ、20~30種類が並びます。
ワインに合わせたり、お料理と合わせていただく日々食べたいパンがコンセプト。
レーズン酵母、ライ麦のサワー酵母、ホップ酵母、乳製品の酵母の4種類をパンによって組み合わせを変えて使っているそうです。どれも一口食べると、小麦の香りとともに、ほんのり、その酵母の風味を感じることができます。
リピーターが多いのは、このシンプルなバゲット。
そして、目に留まるのは、色とりどりの野菜がのった日替わりのオープンサンド。その季節の旬野菜で作るため、内容はその日によって異なります。この時は春野菜がたっぷりとのっていました。
そして、こちらも人気!
手前が、バインミー。鎌倉にある老舗の肉屋さんの焼き豚を使用し、レバーペーストやたっぷりのパクチーを挟んで。
奥は、週末限定で販売するサバサンドだそうです。こちらは、一夜干しして味が凝縮されたサバを鉄鍋でレモンとともにロースト。それを玉ねぎを重ねてさらに蒸し焼きして作られているそう。
手間暇かかったサバサンドは、身がほろり、フレッシュなお野菜とともに、あっさりと、でもボリュームたっぷりにいただけます。
こんな風に、どんな料理にも合わせやすいシンプル系から、食事替わりにもなる惣菜パンがそろう『mbs46.7』。
今注目のパン屋です!
ぜひ行ってみてくださいね。
ちなみに、店名の『mbs46.7』は、店主が以前住んでいた場所の目の前が467号線だったことから。かつてはそのご自宅で、不定期でパンを販売していたそうで、お店の始まりでもあるから、と名付けた名前だそうです。