横浜みなとみらい21

Nightview
2019.12.12

横浜夜景をもっと楽しむ 5つのメソッド

 

夜景ほど、一瞬にして幸せな気分になれるものはありません。
単なるライトの集まりといってしまえばそれまでですが、
そこには見た人をドキドキさせる、魔法にかけられたような昂揚感があります。
中でもレトロと未来が融合する横浜夜景には、ただキレイなだけじゃない、タイムレスな美しさも。
見る角度や時間帯、そして、天気によっても変わるその移ろいは、5つのメソッドでもっと楽しむことができます。

①天気予報で「西高東低」と言ったら見に行こう

一年の中で最も横浜夜景がきれいに見られるのは、乾燥した冬の夜です。
湿度が高い春夏とは違い、乾燥する冬は空気中の水分が視界を遮らないので、夜景はクリアに輝きます。
中でもよりキレイに見られる日は、西高東低の気圧配置の日。

「西高東低」とは、文字通り、西に高気圧、東に低気圧がある気圧配置のこと。
西高東低の気圧配置になると、秋田や新潟といった日本海側では雪が降りますが、横浜などの太平洋側では晴れて空気が乾燥します。
晴れても北風が吹くので寒さは厳しいですが、そんな日は夜景観賞のチャンス。
寒空のもとで見る夜景は、間違いなくトップクラスの美しさです。

②休日より平日  夜景デートは仕事帰りに

夜景めぐりはデートの定番でもありますが、より輝いた姿を見たければ休日より平日の夜に出かけましょう。
夜景は街を彩るイルミネーションだけでなく、街灯や家などの生活の光、車のテールランプなど、さまざまなライトが集まってできています。
その中にはオフィスビルから漏れる光も含まれていて、その量は日によって変わるもの。

 

同じみなとみらいの夜景でも、平日と休日とでは明らかに輝きが違います。

夜景は光の量が多ければ、それだけ華やかになりますから、煌びやかな夜景を楽しむなら、平日の仕事帰りがオススメです。

③クリスマスイブは晴天率86.3% 聖なる夜は絶好の夜景日和

季節で言ったら冬がキレイな横浜夜景ですが、晴れていることが前提です。
では、いつが最も晴れやすいのか。
大気現象や降水量,雲の量などから割り出した天気出現率でみると、横浜で最も晴れているのは12月24日。

その晴天率は86.3%とかなり高く、横浜で最も晴れるのはクリスマスイブなんです。

ほかにも、12月30日も同じ晴天率なので、横浜夜景はクリスマスイブや年末に見に行くのがオススメです。

④夜景のシークエンス  希少なブルーモーメントを狙って

夜は「日没から日の出まで」を差すので、真っ暗な時間帯だけが夜景の舞台ではありません。
夕暮れ後や朝焼け前の少し明るさを帯びた景観も夜景の一部。
日が沈んでから暗闇になるまで、そして、その暗闇から日の出に向かう移ろいの全てが夜景なのです。
刻一刻と変わる夜景のシークエンス。

その中には、ブルーモーメントと呼ばれる時間帯があります。

“ブルーモーメント”とは、夜明け前と夕焼けの後のわずかな隙に訪れる、辺り一面が青い光に照らされてみえる現象。
瑠璃色のような青に包まれる様子はとても幻想的ですが、見られる時間は10分程度と少なく、条件が揃った日だけに出会える希少な時間です。
特に夕焼け後にみられるブルーモーメントは、電飾が灯るタイミングと重なるので、より綺麗に感じられるでしょう。

ブルーモーメント夜景を楽しむなら、空が広くひらけている所、万国橋などがオススメです。

⑤冬の横浜はまるで冷蔵庫      防寒対策はしっかりと

12月も後半になると、横浜の夜はだいぶ冷え込みが強まってきます。
日によっては5℃前後まで下がる日もあって、イメージ的には冷蔵庫の中にいるような寒さです。
さらに北風が吹けば、体感的な寒さはもっと厳しいものとなりますので、防寒対策はしっかりとして出かけましょう。
また、夜景散歩をするなら、温かいドリンクを片手に楽しむのも良さそうです。

(気象予報士・夜景観光士    多胡安那)