【表紙裏話】緑園都市にある「ル ショコラアット」から生まれるアートなショコラ
今号2020年1月17日発行のmirea80号の表紙はいかがでしたか?
mireaの特集記事「恋するいちごとチョコレート」に合わせて、いちご×チョコの美味しさ伝わる表紙に仕上げました。
今回表紙のショコラを作成いただいたアーティストコラボは、緑園都市にある人気ケーキショップ「パティスリー・ラ・ベルデュール」のパティシエを務める、服部明さんです。数年前にオープンさせた3号店目となる、ショコラ&ジェラートの専門店「ル ショコラアット」で販売する商品とのコラボレーションでした。
とはいえ、お店で販売している定番商品に加え、mireaの表紙用に、通常は販売していない組み合わせのショコラも作成いただいたのです!なんて豪華♪
今回表紙に登場した板チョコは、「ル ショコラアット」でも人気の商品。生チョコも最高に美味なのですが、タブレットサイズのこちらは、持ち運びしやすく、プレゼントやお土産にもおすすめです。
チョコ×ドライフルーツや、カカオの組み合わせ違いでチョコレートの様々な風味を堪能できるシリーズや、食感のいいパフが入ったものなど、バリエは10種類ほど。
今回は、定番の「ルージュ」「パールホワイト」や「ドゥルセ」などに加えて、パッと華やぐ苺シリーズを追加で2種類作成いただきました。
ルビーチョコ×いちご、フランボアーズ×いちご、そして定番のミルクいちごチョコ×いちご(ルージュ)です。
見た目にも華やかな板チョコは、食べると心が弾む、驚きと美味しさを秘めています。
パティシエ・服部さんのお店は、緑園都市に隣接した場所で3店舗展開しています。
ケーキや焼き菓子を販売する「パティスリー・ラ・ベルデュール」、2号店目がイートインスペースを併設したブーランジェリー「ル・ジャルダン・デュ・ベール」、3号店目が、今回コラボさせていただいた「ル ショコラアット」。
ケーキという枠だけに留まらず、スイーツというジャンルを追及することから派生した“美味しいもの皆さまにお届けしたい”という服部シェフの想いがこの3店舗に込められています。
ショコラでは、パリ開催のショコラ品評会「C.C.C.」で2016年から3年連続金賞を受賞するなど、業界でも一目置かれる存在の服部シェフ。スイーツに情熱を傾け、学びの姿勢を崩さず腕を磨き続けていきたい、と語る服部シェフはこう話してくださいました。
「いいお菓子をつくるためには、いい素材を使い、いい技術を持って、鮮度のいいうちに販売することです」
「やはり、お菓子に仕上げた時に使用した素材の本来もっている性質がでてきます。これはすべての素材に言えることですが、美味しい木苺を使わなければ、どんなに技術でカバーしても、美味しい木苺のケーキにはならない。ショコラも同じです。カカオだけでなく、上にのせるドライフルーツに至るまで、素材選びは真剣です。常にいいものを、と色々な選択肢からトライして吟味して・・・を繰り返し、自分自身も勉強しながらこだわって選んでいます」
言葉通り、どのショコラも口にすれば素材の味わいを色濃く残し、華やかに溶けていきます。
「バレンタインというと、ヨーロッパのショコラティエのショコラが登場すれば、バレンタインを席捲します。やはり本場だから美味しいだろう、というお客様側の先入観と、長い歴史やバックボーンで説得力があるんだと思います。でも、日本のショコラだって負けていません。だからこそ、今後は海外に負けないショコラを日本から発信していきたいと思っています」と服部さん。
「今までは自分のお店を維持していくことに精一杯でしたが、お蔭様でたくさんのスタッフが揃い、協力しあえる環境も整ってきました。皆さんに喜んでいただけるスイーツを提供することを第一に、業界全体を盛り上げるための挑戦を今後もしていきたいですね」とのこと。
今後の展開がますます楽しみです!