旅にまつわる本が1000冊以上。世界の料理とともにのんび~り過ごすブックカフェ
御成通りから一本脇道に入った先にある隠れ家的カフェ。
1Fは花屋さんで、その脇を通り、2Fに上がります。1Fの玄関口は、知り合いの家に遊びにきたような雰囲気。
思わず「お邪魔しま~す」と言いたくなってしまいます。
階段を登った先にあるのが、『トリップ・ドリップ』。
店内は想像以上にゆとりある空間で、居心地抜群。
特に、一面の本棚がある横にある席は、この店の特等席とも呼べる場所。
本好き、旅好きにはたまらない場所です。旅にまつわる本が1000冊以上あって、ジャンルはさまざま。写真集や観光ガイドブックなど、ふと手にした本でインスピレーションをもらったり、新しい発見があるかも!
そもそもなぜ店名のトリップなのか?
お店の店主である勝又さんは、もともとは小町通りでスナックのマスターをされていた方。旅にいつか行きたい!行きたい!という想いが募って、こういうカフェに行きついたのだとか。
実際、「海外へ色々行かれたんですか?」と尋ねるとお店を切り盛りするのに忙しくて、「実はあまり行けていないんです」とのお答え。
でもその“憧れ”がこのようなステキ空間に繋がったわけです。
カフェのメニューも多国籍。
グリーンカレーとパッカパオが一番人気だそう。
タイのグリーンカレーは、本場タイ人から教わったレシピを少し日本人向けにしたそう。パッカパオは、粗めの一番挽きのひき肉を使用しているため、歯ごたえがあって肉々しい食感と味わいです。でもこちらも味付けは日本人好み。どれも食べやすくて、ほっこりします。
サラダのドレッシングもスイーツも店主の手作りだそう。
テラス席もありますよ。
流れる時間がゆるやかで、ついついまったりしてしまう。
まるでちょっとした旅に出かけた気分にさせてくれる、そんなお店です。