横浜みなとみらい21

Art&Culture
2020.10.14

鉛筆による細密描写で知られる吉村芳生の全国規模初の大回顧展

 

(TOP画像)《無数の輝く生命に捧ぐ》(部分)2011-13 色鉛筆、紙 202×714cm

 

1950年に山口県で生まれた吉村芳生は山口芸術短期大学卒業後、広告代理店にデザイナーとして5年働いた後、創形美術学校などで版画を学び、版画とドローイングの作家としてデビューしました。 初期には、新聞紙、金網、風景、身のまわりの物など、日常のありふれた情景をモチーフにして、明暗をオリジナルの手法で描いたモノクロームの作品で、国内外の多くの美術展に入選を重ねます。 1985年には山口県の徳地に移住し、豊かな自然に囲まれた環境の中で制作活動を続け、鮮やかな色鉛筆で描かれた花がモチーフとして登場するようになり、小さな画面から徐々に大きな画面に咲き乱れる花畑を描くようになります。 自画像は、吉村が初期の頃から一貫して描き続けてきたライフワークともいうべき主題で、膨大な数の作品が残されています。モノクロから色へと移行するきっかけとなったインドの自画像をはじめ吉村の代名詞にもなっている新聞と自画像は、その執念に圧倒されるでしょう。 2007年「六本木クロッシング:未来への脈動」展(森美術館)への出品作が注目を集め、57歳の吉村は遅咲きの画家として現代アートの世界で広く知られるようになります。その後、精力的に制作を続けていましたが、2013年、病のため63歳で惜しまれつつ亡くなりました。 本展では、初期から晩年までの代表作を展示して、現代アートのフィールドに確かな足跡を残した吉村芳生の創作活動を回顧いたします。

 

超絶技巧を超えて
吉村芳生展
[会期]10月24日(土)~12月6日(日)*会期中無休 10002000 
*入館は閉館の30分前まで *そごう横浜店の営業時間に準じます。
[会場]そごう美術館(横浜駅東口 そごう横浜店6F)
[料金]一般¥1,100、大学・高校生¥900、中学生以下無料 *消費税含む。
*障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料でご入館いただけます。
[主催]そごう美術館、神奈川新聞社
[問い合わせ]045-465-5515(そごう美術館直通)

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展覧会の中止や延期、一部内容が変更になる場合がございます。
最新情報は、そごう横浜店ホームページ・そごう美術館ホームページをご確認ください。
※美術館入口掲示「ご入館の際のお願い」にご理解・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。

 

SPOT INFO

そごう美術館

そごう横浜店の6階にある、そごう美術館。百貨店における博物館としては初めて博物館法に基づく登録を行い(登録番号:神奈川第22号)、1985年9月30日に開館。鈴木信太郎などの油彩・水彩約200点を収蔵。展覧会では、洋画・日本画・工芸・彫刻・版画・書・写真など国内外の幅広いジャンルの作品を展示。

  • ショップ・スポット名
    そごう美術館
  • 住所
    神奈川県横浜市西区高島2-18-1

    そごう横浜店 6F
  • 電話
    045-465-5515(美術館直通)
  • 営業時間
    10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで) (休館日)展示替期間中は休館。展覧会開催中の休館はそごう横浜店の休日に準じます。