国内外の衣類や生活道具、器などをセレクト。 “質の良い商品”を宝探しのように
手仕事を大切に、実際に使って良かったと思える国内外のさまざまな作家もののアイテムを取り扱う『菜の花 暮らしの道具店』。
JR・江ノ電小田原駅の駅ビル『HaRuNe小田原』地下街内にあります。
『菜の花』の店主・髙橋さんが「僕が使っていいもの。人にも使ってもらいたいもの。」をテーマにスタートしたお店です。その最初のきっかけとなった商品がこちら。
「びわこふきん」です。
普通のふきんは折り目で吸収するものの、がら紡である「びわこふきん」は糸自体が吸収することで、吸水・吸油力が抜群なのです。
洗剤をつけなくても、さっと汚れが拭き取れるこちらのふきんに感動し、手仕事からうまれる商品の魅力を発信していきたい、と今日のお店が生まれたそうです。ステキなエピソードですよね。
実際、取材した私自身もこのふきんの愛用者です。だからこそ、『使っていいものを紹介したい、知ってもらいたい』という店主・高橋さんのお気持ちよく分かります。
店内には、さまざまな生活道具や衣類が販売されています。
こちらは、器コーナー。
その時々で、展示される商品も少しずつ変わります。取材時は冬本番を迎えるシーズンだったため、土鍋もありました。こちらは、伊集院真理子さんが作陶された土鍋です。
カラフルな土鍋ってあまり見かけないですし、食卓に置いたら一気に華やぎそうです。もちろん実用性もばっちり。
他にも磁器、ガラスなど素材もさまざま、作家さん毎に個性あふれる品々が集まっています。
商品も時々で変化していくので、次回来た時にまたチェックしよう、と思っても次あるとは限りません。その時の出会いを大切に、気になったらゲットしてくださいね。
また、こちらは衣類コーナー。
仕立てのいいシルクの羽織は、手触りも最高です。
手紬、手織りなど伝統と技、手仕事で生み出されたものたちは、大量生産されたものと質感や佇まいが違いますし、一つ一つにぬくもりが感じられます。
それぞれ表情が異なるので、眺めているだけでも楽しいです。
小物のバリエーションも充実。
ストールや帽子、靴下、手袋は、大切な人へのプレゼントにもおすすめです。
また、漆の器にも注目してみてください。
漆は、高価なイメージが強く、なかなか手に取る機会がないかもしれません。
でも、軽くて丈夫で、長く愛用でき、何より日本食との相性も当たり前ながら抜群です。
使い込むほどに味わいが増し、塗りなおしをしながら一生付き合っていける器でもあります。
普段の食卓に馴染む、漆の作品がズラリ並んでいますよ。
その他、パッケージがかわいい商品もいろいろ。
石鹸や食品など毎日使える生活道具は手に取りやすい価格帯でもあるので、まずはお試しでぜひ♪
ちょっとしたお礼の品にしてもいいですよね。
こんな風に、さまざまなジャンルの生活道具がそろった『菜の花 暮らしの道具店』、駅チカでアクセスもしやすく、買い物ついでに、観光ついでに…と立ち寄ってお気に入りを見つけてみてください。