【金沢文庫】国登録有形文化財で楽しむカフェタイム♪「カフェ 金澤園」
横浜にまたひとつ、教えたい店♡
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かわいい看板猫ちゃんにも会える♪
カフェ 金澤園
風光明媚な景色や数多く残る歴史的建造物が魅力の金沢に、令和2(2020)年9月にオープンした「カフェ金澤園」。カフェの前身は、昭和5(1930)年に開園した旗亭(宿泊のできる料亭)「金沢園」。木造2階建て、国登録有形文化財(建造物)にて、古き良き時代に思いを馳せながら、タルトと軽食を楽しめます。
「金澤園」入口
【アクセス】シーサイドライン「海の公園柴口」駅より徒歩約5分/京浜急行「金沢文庫」駅(東口)より京浜急行バス文13系統「柴町行き」約10分 バス停「金沢園」下車0分(徒歩の場合は約15分)
カフェの前身である旗亭「金沢園」は、建物の他に見晴台、弓道場などもあり、潮干狩りや海水浴、遊覧船などが楽しめるレジャー施設でした。
旗亭「金沢園」の前身は、大正5(1916)年に現在の桜木町駅付近に創業した料亭満月
建物は、関東大震災後に、品川から金沢区の海沿いに移築。品川にあった建物を解体して海で運んできたそう!
旗亭「金沢園」の後は料亭として営業、令和2(2020)年9月にカフェとして生まれ変わり、幅広い年代のお客様が次々と訪れる人気店となっています!
玄関に入ると、なんだか清々しい気持ちに。
旗亭「金沢園」は、海軍指定旅館でもありました。
海軍ならではの、錨のついた鐘。
建物に入った瞬間から、当時にタイムスリップしたかのような気持ちに♪
趣のある置物にも目を奪われます!
入口では、靴を脱いでスリッパ(使い捨て)に履き替えます。(新型コロナウィルス対策のため)
お店では、仕切り設置、座席間隔、手指消毒剤設置、常時換気など、新型コロナウィルス対策を実施。
1Fのテーブル席
※取材時は、クリスマス時期
2Fの大広間
与謝野晶子や高浜虚子も訪れた記録が残っている、当時の趣の残る和室
空いていれば、こちらでも飲食できます!
お部屋は、ほぼ当時のまま!
窓のガラスも、ほぼ当時のもの。かつては、窓の向こうに海が広がっていました。
大きな窓からは季節の風景も楽しめます♪
こんな素敵なお部屋でカフェを楽しめるなんて、とっても幸せな気持ちになりますよね☆
1Fに戻り、カフェタイム♪
代金は前払い制
タルトセットもいいけど、オムレツも食べたい!どれもおいしそうで、すごく迷います(笑)
※タルトは、季節により変わります。
こちらを注文!
オムレツ デミグラスソース(パン・ポテト・にんじん・ドリンク付)
プラス料金で、ランチデザートがつきます!
今回は、「バナナタルト(ハーフサイズ)」をチョイス!!
お店で使用しているコーヒー豆は、広島・呉から取り寄せた「海軍さんの珈琲」。過去に海軍で飲まれていたコーヒーを再現したものだそう。
※コーヒー豆は非売品
お店で使用している食器は、昔、海軍で使用していたものを再現したものだそう。
お店の色々なこだわりが、滞在をより楽しくしてくれます♪
お店のスタッフさんに、お店の歴史やこだわりなどを伺うのも楽しいですよ!
お皿の裏には、「金澤園」の印
カフェタイムの後に。建物の内部を見学するのも楽しい♪
2Fへ上がる階段
浴場
タイルとステンドグラスは当時のもの
こちらのタイルも当時のもの。ぜひ見つけてくださいね♪
1Fの廊下
建物内は、所々に歴史が散りばめられていて楽しい♪
トイレは、建物の状態を損なわないようにしながら洋式に改装。古いものを大切にしながら、現代のスタイルにも合わせていて素敵です!
テラス席もありますよ♪
※現在、テラス席は工事中。オープンについてはお店のインスタグラムで。
かわいい看板猫ちゃんもお待ちしてます♪
今回の取材で、歴史ある、貴重な建物が現代に継承され、魅力あるカフェとして生まれ変わり、訪れる人々を楽しませていることに、感慨深いものを感じました。
ぜひ、「カフェ金澤園」で、当時の歴史を感じながら、おいしいタルトと軽食を楽しんでみてはいかがでしょうか。