横浜みなとみらい21

Art&Culture
2021.03.25

視覚障害者とダンスの味わい方を探求した、研究会の様子をまとめた映像作品を無料配信

 

Dance Base Yokohama (DaBY/デイビー)は、2020年12月に「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ」を開始し、第1回目の企画として「視覚障害者と味わうダンス観賞篇」を開催しました。本研究会は、DaBYアソシエイトコレオグラファーの鈴木竜が自身のソロ作品をアンサンブルとして再編したダンス作品を、ディスクライバーによる解説とともに、視覚障害者モニターが観賞する取り組みです。DaBYより「作品を描写する」ディスクライバーとして、批評家の乗越たかお氏、詩人の大崎清夏氏、美学者の伊藤亜紗氏、インタープリター (解釈者) の和田夏実氏の4名に依頼し、それぞれによる解説が行われました。「言葉で伝える」プロフェショナルでありながら、仕事や経験が異なる4つのディスクライブは多様な観賞体験を生み、ファシリテーターとして迎えた「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」代表の林建太氏及び、視覚障害者で同スタッフの中川美枝子氏、浦野盛光氏を中心に、活発に意見が交わされました。
これらの3日間の様子をまとめた約20分の短編ドキュメンタリーが、2月26日(金)よりバリアフリーと多言語に特化した動画配信プラットフォーム「THEATRE for ALL (シアターフォーオール)」で公開されます。
本ドキュメンタリーは、研究会の中で生まれたアイデアや工夫の声を広く一般に公開するために、無料で配信されます。また、公開期間は定めず無期限となる予定です。これにより、本研究会で目的とした、視覚障害者にとって「ダンス観賞に必要なサポートは何か」を探るだけではなく、全ての観賞者にとって「ダンス観賞とは何か」という、ダンスの新しい可能性を模索した様子をより多くの方々と共有することをめざしています。

 

「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ~視覚障害者と味わうダンス観賞篇~」視聴はこちらから

 

「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ〜視覚障害者と味わうダンス観賞篇〜」
ドキュ
メンタリー映像公開
[日時]~配信中 上映時間:22分
[場所]オンライン
[料金]鑑賞無料
[URL]https://dancebase.yokohama/

 

SPOT INFO

Dance Base Yokohama

 

Dance Base Yokohama (DaBY) は、旧横浜生糸検査所附属専用倉庫を復元したレトロな空間の3階にあります。

プロフェッショナルなダンス環境の整備およびダンスに関連するあらゆるクリエイター育成に特化した事業を企画・運営する、ダンスハウス。

アーティスティックディレクターを唐津絵理 (愛知県芸術劇場シニアプロデューサー)が務め、複合芸術であるダンスの発展のため、振付家やダンサーといったアーティストのみならず、音楽家、美術作家、映像作家、照明デザイナー、音響デザイナー、またプロデューサーやプロダクションスタッフ、批評家、研究者、そして観客の皆様の交流拠点になることをめざしています。

Dance Base Yokohama が、ダンスを巡る多くの人々が垣根なく集える磁場=プラットフォームとなるよう、DaBY(デイビー)の愛称をつけました。クリエイションを行うレジデンススペースでありながら、地域のアーティストや市民との交流も行い、ワークショップや実験的なトライアウト公演の実施や、ダンスアーカイブ事業など、 さらなる多様な試みを展開予定です。

 

  • ショップ・スポット名
    Dance Base Yokohama
  • 住所
    神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3階
  • 電話
    045-323-9901
  • 営業時間
    【開館日】火・土 10:00-18:00【休館日】日・月 ※月曜日が祝日の場合は、その翌日に休館いたします