健食優菜「 ひら」 ごちそうに飽きたら「ひら」のごちそうを食べに行こう
年末年始、ごちそう続きでも、まだまだこれから、新年会などでごちそうが続く方、多いのではないでしょうか?
嬉しいごちそうも、続くと、さすがにありがたみが薄れてしまうもの。そんな時は、元町仲通りにある、お野菜中心のお料理が人気の「ひら」さんで「ごちそう」をいただいてみてはいかがでしょう?
2010年に長者町から移転してきていたのは知っていたのですが、オープンしてしばらくしたら(私が通る時はいつも)「夜の仕込みのため」昼がクローズ。
女性グループや家族連れらしき人たちが、いつも、のんびり楽しそうにお食事をしていたので、ずっとずっと気になっていたのですが、入れない時は入れない。
やっと、お昼をいただくタイミングに出会えたのは、なんと2014年も暮れになってからでした。
お店は女将さんひとりで切り盛りしているので、納得のできる調理ができなくなりそうな時は、夜に予約が入ってなくても、お昼を閉めてしまうこともあるのですって。(だからなかなか開いていなかったのね・・・・)
そいういうわけでいただいてきたお昼は、麺一種類、という潔さ。
温芯菜麺(900円税込)という、名前通りのお野菜たっぷりのきしめんが身体の芯まで温めてくれるというもの。
お茶と一緒に手作りの醤(ジャン)が出され、これが、新鮮な香辛料が混ざった香りが飛んでとてもいい香りです。
写真では分かりにくいのですが、出てきた器が大きい!深さがあるので、麺を食べても食べても、細かく刻まれた野菜が後から後から出てくるし、ゆっくり食べても、麺がなかなか冷めません。
親子連れできている方も何組かいらっしゃったのですが、これなら、自分もゆっくり食べられるし、子供にも安心して食べさせてあげられるので、いいですね。
麺をいただいたあとは「熱く」なるのではなくて、芯から温もった、ぬくぬく感が湧いてきて、気持ちも和みます。
最近ではお野菜にこだわったお店がかなり多くなりましたが、「ひら」さんのこだわりは、「お店の味に合い、かつ、その時に一番、力のある野菜・素材」を選ぶこと、だそうです。
ですので「@@の野菜と言えば@@県!」といわれても、有機野菜でも、その時に力がなければ、選ばない。それは何よりも、ごはんを食べてくれたお客様が、健康で元気になってほしいからだそうです。
そういう心づかいが、体を芯からぬくもらせてくれるのかもしれないですね。
大地に育まれる野菜は、その時々の土のパワーとお天気による時のエネルギーを敏感に反映して生まれてくるもの。こだわりがあるのはいいことなのですが、こだわりがあるからこそ、そういう当たり前のことを人は案外、忘れてしまったりしてしまいます。
こだわりを貫きつつ、場を見極める目を持った「ひら」さんのお料理からは、女将さんの愛情はもちろん、そういう、パワーもおすそわけしてもらえそうですね。
夜は予約制で3000円のコースと5000円のコースのみ。
3000円のコースは当日予約も可能ですが、5000円のコースは3日前から用意するそうなので、3日前からの予約が必要だそうです。
どちらの前菜も20種類以上のお野菜が使われているそう。
お野菜がメインのお料理ですが、お魚も出るし、お酒もいただけるので、新年会や集まりが続く時は、「ひら」さんで、疲れた体を癒しつつ、ごちそうを楽しんではいかがでしょうか?
もちろん、いつも頑張っている自分の身体へお礼を込めて、ごはんをたべにいくのもお勧めです。
まずは、お昼が食べられるかどうか、運だめし、に行ってみるのも面白いかもしれないですね。