2024年4月18日(木)、能・狂言を紹介するギャラリー&ショップ 「OTABISHO(おたびしょ) 横浜能楽堂」(運営:横浜能楽堂)がランドマークプラザの5階にオープンしました。
商業施設内への能・狂言紹介施設の出店は全国初となります。
*OTABISHO(おたびしょ) 横浜能楽堂 というネーミングは、神社の祭礼において神様が人々の前に御出(おい)でになる御旅所(おたびしょ)になぞらえています。
横浜能楽堂が街へ・ランドマークへ
1996年6月28 日に開館した横浜能楽堂は、650年以上にわたり継承されてきた日本の古典芸能、能・狂言を上演する専門の劇場です。
古典芸能がこれからも生き続けるためには、伝統の継承と共に、現代の視点から再創造することと、裾野をひろげる普及が必要です。横浜能楽堂では、企画性のある公演や、より多くの方に能・狂言を観ていただくための普及事業を実施し、たくさんの方にご来場いただいてきました。
2024年1月から大規模改修工事のため2年半の休館をしていますが、休館期間中の活動として、ランドマークプラザに「OTABISHO(おたびしょ) 横浜能楽堂」の場をひらきます。
たくさんの方に気軽に能・狂言に親しんでいただき、2026年の再開館ではより多くのお客様を迎えたいと思っています。
OTABISHO 横浜能楽堂とは
「能・狂言って聞いたことはあるけど、よくわからない」そのような印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
OTABISHO 横浜能楽堂「見る、知る、体験する、学ぶ」の切り口で能・狂言を紹介するギャラリー&ショップで、能・狂言の上映写真や装束、道具などの展示のほか、能・狂言にまつわるここでしか手に入らないグッズなどを購入できます。
また、定期的に体験講座も開催されますので、ぜひ足をお運び頂き、日本の古典芸能の魅力をご体験ください。
・美しい能装束、様々な種類の能と狂言の面、能の音楽を奏でる楽器などのほか、横浜能楽堂の舞台を再現した模型を展示
・身近なものと能・狂言のつながりがわかる相関図、横浜能楽堂での上演写真と解説など
展示内容 一例
■能装束
舞台で能を上演するときに着用する装束です。2点展示し、2か月に1度展示替えを行う予定です。
■能面・狂言面
能では、使用される仮面を能面と呼びます。代表的な能面だけでも50種類以上。
狂言でも、動物や亡霊など一部の役柄で仮面を用い、狂言面と呼ばれます。
毎月3点ずつ、月替わりで展示します。
■能舞台
横浜能楽堂とパンタグラフの井上仁行がコラボレーション!
休館中は能舞台を見ることができないため、その独特な構造を理解いただけるよう、1/24の大きさの模型の展示を行います。アクリルスタンドなどとの写真撮影もおすすめ!
OTABISHO 横浜能楽堂 Instagram スタート!
能・狂言を親しみやすく、楽しく紹介するメディアとしてOTABISHO 横浜能楽堂 公式のInstagramを開設しました。
展示替えなど、最新情報はインスタグラムで!
QRコードを読み込めない場合は、こちらからご覧ください。
OTABISHO横浜能楽堂 公式Instagram
https://www.instagram.com/otabisho_yokohmanougakudou/
■OTABISHO (おたびしょ )横浜能楽堂 概要
◆オープン日:2024年4月18日(木)
◆場所:ランドマークプラザ5階
◆営業日・時間:11:00~20:00
※休業日は、ランドマークプラザの休館に準ずる
◆入場方法:入場無料、予約不要
◆展示ディレクション:
矢内原充志(有限会社スタジオニブロール)
横浜能楽堂
◆運営:横浜能楽堂(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
◆問合せ:横浜能楽堂
TEL:045-263-3055
MAIL:nougaku@yaf.or.jp
- 開催日
- 2024年4月18日(木) オープン
- 施設名
- ランドマークプラザ 5階