【取材記事】編集部厳選!お散歩で巡るみなとみらいの写真映えスポット
みなとみらいは、都会的で洗練された街並みとともに海に面して自然を感じられる、写真映えスポットの多い街。今回は、定番から穴場まで、編集部選りすぐりの写真映えお散歩コースをご紹介します。
今回の写真散歩コースは、臨港パークから象の鼻パークまで、みなとみらいを代表する風景を海風を感じながら巡るルートです。
途中、横浜ハンマーへッドと象の鼻テラスのスタッフの方に、“推し”の撮影場所や時間帯などをお聞きしました。
まず最初に訪れたのは、海・波を近くに感じながら、緑も豊かな臨港パーク。
ショッピングなど街ブラにも便利な立地でありながら、広々とした芝生で、自然を満喫できるスポットです。心地よい陽気の日は、のんびり過ごすのにオススメ!こちらでは近代的な建物と自然を一緒に写真に収めることができます。
三方海!ハンマーヘッドパークで埠頭ならではの景色を
女神橋を渡って海沿いの風景を楽しみながら、カップヌードルミュージアムパークへと。
ここは臨港パークの対岸に位置し、港の景観を眺めることができます。
海沿いを歩いていくと、歴史的に貴重な構造物のハンマーヘッドクレーンを中心とした、「ハンマーヘッドパーク」に着きます。
「食」をテーマにした商業施設やホテル、客船ターミナルを備えた施設の横浜ハンマーヘッドに隣接するこの公園。土木学会推奨土木遺産にも認定された、高さ約30メートルものクレーンをすぐそばから見ることができ、時には迫力のある豪華客船も間近に見られる場所です。
おすすめの写真映えスポットについて、横浜ハンマーヘッドの川村さんに伺いました。
川村さんの推しスポットは、横浜ハンマーヘッド2階テラスの角。ここからカメラを構えると、このスポットを象徴するハンマーヘッドクレーンが海を背景にして画角に収まります。前方には横浜市風力発電所「ハマウイング」も望むことができ、ここならではの風景が切り取れます。
にぎわいのある横浜ハンマーヘッドですが、平日は、まったりと落ち着いているそう。
「朝は風も比較的穏やかで、巡回でハンマーヘッドパークを訪れるたびに心が浄化されるような気持ちになります」と川村さん。
夕方もまた、みなとみらいのビル群と夕焼けとのコラボレーションが美しいおすすめの時間帯だと言います。
「三方海に囲まれた、みなとみらいの風景を眺められるのは埠頭ならでは。ハンマーヘッドパークの海を目の前にしたウッドデッキは、開放的でおすすめですよ」と穴場のくつろぎスポットも教えてくれました。
公園は飲食自由なので、施設内店舗のフードやドリンクをテイクアウトして、階段状のウッドデッキでいただくのも気持ちよさそう!施設内にあるコンビニエンスストアには、世界各国の700種類ものビールを取り揃えているのだとか。船と海とビールと……。そんな写真も絵になりそうですね。
実はこの公園、あまり知られていませんが、地面のどこかにハートマークが隠されています。ぜひ、探してみては。
無機質でクールなハンマーヘッドクレーンも、客船の入港時やピンクリボンキャンペーンなどの時は、特別なライトアップとすることもあるそう。特別カラーでライトアップされたハンマーヘッドクレーンを狙って写真に収めるのもオススメ。
information
ハンマーヘッドパーク
住所:横浜市中区新港2-14-1(横浜ハンマーヘッド)
URL:https://www.hammerhead.co.jp/
アクセス:みなとみらい線「馬車道駅」 徒歩約10分、 「みなとみらい駅」 徒歩約12分、JR・市営地下鉄「桜木町駅」徒歩約15分
ハンマーヘッドパークから隣に行くと、天使の羽など映えるスポットが盛りだくさんのMARINE&WALK YOKOHAMAです。
さらに歩くと、みなとみらいの写真映えスポットとして外せない横浜赤レンガ倉庫が見えてきます。
象の鼻テラスのクリエイティブで解放的な空間は全てが写真映え!
写真散歩コースの終点は「象の鼻パーク」です。横浜港発祥の地であり、波止場の堤防が象の鼻の形に似ていたことから名付けられたこの公園。敷地内にある象の鼻テラスは、半分地中に埋もれたような建物で、ガラス窓越しに海沿いの風景が広がり、開放的な空気感が漂います。
象の鼻テラスは、アートスペースとカフェを併設した無料休憩所で、アートや音楽などさまざまなイベントが開催されています。無料Wi-Fiが使えたり、飲食も持ち込み自由となっていて、主に平日は近隣にお勤めの方々の休憩場所として、休日は観光客の憩いの場として親しまれています。
象の鼻テラスについて、スタッフの秋山さんに伺いました。
「赤レンガ倉庫や大さん橋の散策からの休憩にちょうどいい場所にあります。ガラス張りの屋内でこんなに海を見ながら飲んだり食べたりできる場所はないと、イベントの出演者さんなどにも人気です」と秋山さん。
象の鼻テラスは、建設時のコンセプト作りから建築家やさまざまなアーティストがかかわっており、空間全体がクリエティブな雰囲気ですべてが写真映えしそう!
ここでは、象にちなんだアート作品やフードが見逃せません!
全長6メートル、高さ2.6メートルもある象のオブジェは「時をかける象『ペリー』」。
一方、水色でポップな雰囲気のころんとした小さな象のオブジェは「ペリコ」。某ドラマのロケ地でもあり、聖地巡礼に訪れて撮影する方もいるのだとか!車両進入禁止のサインとして現在13体いるそうなので、探してみてはいかが?
「夕暮れ時、月が出てくる瞬間がとってもきれいなんです。空一面がピンク色に染まったり、青と紫に染まったり。建物が3面ガラスなので、空がよく見えるんです」と、秋山さんが働く方ならではのおすすめの時間帯を教えてくれました。
information
象の鼻テラス
住所:横浜市中区海岸通1丁目
URL:https://zounohana.com/
開館時間: 10:00-18:00 *季節やイベントにより変更あり
入場無料·年中無休
アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩約5分
都心でありながら、海と空を近くに感じるみなとみらいは、時間帯や季節によって二度と撮れない様々な風景を見せてくれます。
私目線の風景を探しに、みなとみらいの海沿いを歩いてみませんか?
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